エレベーターが勝手に動く
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作成日時 : 2006/06/04 20:10
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高層建築物に必須なエレベーター。
あってはならない事故が起きてしまいました。
毎日新聞の記事を4つ引用します。
エレベーター事故:床と入り口天井に挟まれ高2死亡 東京 MSN毎日インタラクティブ
エレベーター事故:床と入り口天井に挟まれ高2死亡 東京
挟まれて死亡者が出たマンションのエレベーター=東京都港区芝で3日午後10時9分、平田明浩写す
男子高校生が挟まれたマンションのエレベーター
高校生がエレベーターに挟まれた事故があったマンション=東京都港区芝で3日午後10時33分、平田明浩写す 3日午後7時半ごろ、東京都港区芝1のマンション「シティハイツ竹芝」12階で、少年が、エレベーターの床の部分とエレベーター入り口の天井の間に挟まれたと119番通報があった。少年は約40分後に救急隊員に救助されたが、全身打撲と頭部骨折で間もなく死亡した。警視庁捜査1課と三田署はエレベーターの欠陥が放置されていた疑いがあるとみて、業務上過失致死容疑で捜査を始めた。
死亡したのは同マンション12階に住む都立高2年、市川大輔(ひろすけ)君(16)。同課の調べでは、市川君は自転車を引きながら後ろ向きでエレベーターから降りようとしたところ、突然、エレベーターが扉を開けたまま上昇した。救急隊員が駆けつけたときは、市川君はうつぶせで上半身だけエレベーターの箱の中に入れた状態で体を挟まれていたという。
市川君は、同マンションの13階に住む女性(57)と一緒に1階からエレベーターに乗った。事故当時もエレベーターにいたのは市川君と女性だけで、女性がエレベーター内の非常ボタンを押して同マンションの防災センターに事故を通報。防災センターの職員が119番通報した。女性にけがはなく、「少年が降りようとしたとき、突然、エレベーターが上に移動した」と話しているという。市川君は、高校の野球部の部活動からの帰りだった。
事故のあったエレベーターは、観音開きタイプで28人乗り。同マンションにはエレベーターが5基あり、製造元は「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)。住民によると、エレベーターは数カ月前から突然止まるなどのトラブルがあったという。保守・点検は今年4月から「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が請け負っていた。
同社の担当者は「あってはならないこと。命を亡くされたことを厳粛に受け止めている。契約上、月に2回点検することになっており、先月も点検をした。4月に保守を請け負ってから、トラブルがあったと聞いたことはない」と話している。
港区によると、事故があったシティハイツ竹芝は地下2階、地上23階建て。このうち9〜23階が区民向け住宅「シティハイツ竹芝」で、計90戸。98年4月に入居を開始している。
毎日新聞 2006年6月3日 21時50分 (最終更新時間 6月4日 1時23分
エレベーター事故:トラブル頻発、数カ月前から 怒る住民 MSN毎日インタラクティブ
エレベーター事故:トラブル頻発、数カ月前から 怒る住民
報道陣に囲まれエレベーターの不調を訴える住民=東京都港区芝で3日午後11時26分、平田明浩写す 「トラブルばかりでおかしいと思っていた」。都立高2年、市川大輔君(16)がエレベーターに挟まれて死亡した東京・港区のマンションは、数カ月前から突然止まるなどたびたびトラブルを起こしていた。しかし、運営している区に報告が来たのは3日夜、死亡事故が起きた後だった。住民たちは安全なはずのエレベータでの事故に不安と怒りを口々にぶつけた。【曽田拓、永井大介】
現場のマンション「シティハイツ竹芝」(23階建て)は98年4月に区が開設した。1〜7階が港区立障害保健福祉センターなど福祉施設で、8〜23階が区民向け住宅になっている。区は住宅部分を同区住宅公社に委託・管理させている。
建物内にはエレベーター5基があり、うち2基が住宅用で、1〜7階は止まらず8階まで直行するようになっていた。
事故が起きたエレベーターは、今冬からたびたびトラブルが起き、住民の間で問題になっていた。
20階にすむ男性会社員(39)は、自宅からエレベーターで地下駐車場へ降りようとしたところ、開くはずのない4階で突然止まり、今度はドアが開いたままエレベーターが動かなくなった。この男性の妻(40)も別の日に地下駐車場へ降りたところ、ドアがしばらく開かなかったという。妻は「こんな事故が起きるなんて不安だ」と表情をくもらせた。
また、21階に住む男性(27)は、エレベーターで自宅がある21階まで上がった際、エレベーターと出口に数センチの段差ができていたこともあったという。「途中の階で突然止まったという話はよく聞いた」と怒る。
最近は1カ月に1度の割合でエレベーターの点検をしていたが、そのたびに、「点検をしたが、異常はなかった」とする張り紙が掲示されていたという。
◇ ◇
事故を受け、武井雅昭港区長は午後11時半から区役所で会見。「亡くなられた方に心からごめい福をお祈りしたい。区としても今後情報を得て、適切な対応をとりたい」と述べた。
会見に同席した区都市計画課幹部によると、エレベーターの故障などがあった場合は、公社から区に報告することになっていたが、これまで報告はなかった。今回事故が起き、区の担当者が現場に行って初めて、公社担当者が「住民からの苦情があり、エレベーター管理会社が点検したことがある」と報告したという。【永井大介】
◇野球部でレギュラーに 両親、姉と暮らす市川君
近所の人によると、亡くなった市川君は、両親と姉と現場のマンションに住んでいた。中学、高校と野球部に所属。今春からはセカンドでレギュラーになり張り切っていたという。事故の連絡を受けて駆けつけた野球部の監督は「まじめで静かに闘志を燃やすタイプだった。こんなことになるとは信じられない」と言葉少なにマンションへ入った。地域の祭りのおはやし会で踊ったりすることもあったという。その会の主婦(53)は「少しはにかみ屋だったけど、会えばあいさつする元気な子だったのに」と声を詰まらせていた。
◇「考えられないトラブル」 保守・点検業者
エレベーターの保守・点検を行う業者は「考えられないトラブルだ」と口をそろえた。
関東地方のある業者は「エレベーターは扉が閉まらなければ動き出さない仕組みになっている。造った段階でそういう検査をパスしたから設置されているはず。こういう事故やトラブルはまったく聞いたことがない。思い当たる原因はない」と話した。
また、関西地方のある業者も「通常では、とても考えられない事故だ。事故があった(シンドラー社の97年製)エレベーターはコンピューターで制御されており、ドアが閉まらないまま、動き出すことはありえない」と驚いていた。
◇同機種の調査「必要かも」 国交省
国交省によると、エレベーターは通常、厳重な安全装置が付いており死亡事故が発生することはほとんどないという。同省住宅局幹部は「事故の報告はまだ受けていないが、安全装置は建築基準法などで厳しく定められている。港区などの調査結果によっては、同種のエレベーターの調査をする必要があるかもしれない」と話している。
毎日新聞 2006年6月4日 1時47分 (最終更新時間 6月4日 2時45分)
エレベーター事故:港区などが説明会 住民、怒りあらわ MSN毎日インタラクティブ
エレベーター事故:港区などが説明会 住民、怒りあらわ
事故から一夜明けた区営住宅で、自転車を押して建物に入る住民。奥は事故があったエレベーター(1階)=東京都港区芝で4日午前9時53分、手塚耕一郎写す 高校生が死亡したエレベーター事故で、港区と同区住宅公社は4日午後、マンション住民を対象に説明会を開いた。公社は、事故後の同日早朝にも別のエレベーターで扉が開いたまま動かなくなる不具合があったことを報告。住民らは「私たちは殺人エレベーターに乗っていたのか」と怒りをあらわにした。 住民ら約80人が出席。冒頭で廣井誠一郎・公社事務局長らが「再発防止に万全を期したい。申し訳ありません」と陳謝した。その上で公社側は、事故を起こした5号機と同型でこれまでたびたび不具合を起こしていた4号機を事故発生直後から点検したことを伝え、「点検終了後に14階で扉が開いたまま動かなくなった」と報告した。この点検はエレベーターの保守を請け負っている「エス・イー・シーエレベーター」が行い、不具合が起きたのは午前5時半の点検終了の約1時間後だった。【曽田拓】
毎日新聞 2006年6月4日 19時50分
エレベーター事故:2年半で不具合20件報告 欠陥放置か MSN毎日インタラクティブ
エレベーター事故:2年半で不具合20件報告 欠陥放置か
東京都港区芝1のマンション「シティハイツ竹芝」12階で男子高校生がエレベーターの床と同階の天井に挟まれて死亡した事故で、マンションを管理する港区住宅公社には過去2年半にエレベーターの不具合が約20件報告されていたことが分かった。建物を所有する港区にも住民の苦情が伝えられていた。警視庁捜査1課と三田署は、誤作動を起こす欠陥が長期にわたり放置されていた疑いがあるとみて業務上過失致死容疑で捜査を開始。メーカーや保守点検業者を含む関係者らから事情を聴いている。
死亡したのは12階に住む都立高2年、市川大輔(ひろすけ)君(16)で、死因は胸や腹部を強く圧迫したことによる窒息死だった。
調べでは、市川君が自転車にまたがり後ろ向きでエレベーターから降りようとしたところ、突然エレベーターが上昇した。頭と足をエレベーター内に残し、背中を外側に出した状態で、体を折り曲げた格好で挟まれたという。一緒にエレベーターに乗っていた女性(57)がマンションの非常ボタンを押して緊急通報した。
マンションは港区が所有し、同区住宅公社が管理している。エレベーターは「シンドラーエレベータ」(江東区)が製造した。公社によると、事故があったのは5基あるうちの5号機で、これまでの不具合は同型の4号機と5号機に集中。03年12月から、▽ドアが開かずに閉じ込められる▽エレベーターの内外の床で段差が生じる▽振動や異音が発生する−−など、2基で合わせて約20件の不具合が報告されていた。
04年11月に扉が開かなくなったケースでは、シンドラーエレベータに調査を求め、報告書の提出も受けていた。廣井誠一郎・公社事務局長は4日、記者会見で「分からない専門用語まで調べることはしなかった」と報告書を十分に精査していないことを認めた。
また今年1月には、多発する不具合について「不安だ」との住民の声や、不具合の状況や原因を掲示板などで周知してほしいとの要望を港区の課長が聞いていた。しかしその後もこうした周知はされていなかった。
マンションは地下2階、地上23階建てで98年4月に完成した。9階〜23階が居住階で、1〜8階は区立障害保健福祉センターが入居する。エレベーターの保守は年度ごとに入札で業者を決めており、04年4月〜05年3月は製造元のシンドラーエレベータ、05年4月〜今年3月は「日本電力サービス」(多摩市)、今年4月からは「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が請け負っていた。日本電力サービスは「トラブルの連絡を受けての緊急対応は1年間で10回ぐらいあった」、エス・イー・シーエレベーターは「4月からのトラブルは一件もなかったと聞いている」と話している。国土交通省によると、シンドラーエレベータの国内シェアは1%程度という。
毎日新聞 2006年6月4日 20時52分 (最終更新時間 6月4日 21時04分)
東京都港区の区民住宅「シティハイツ竹芝」のエレベーターで区立高校似通う男子高校生が扉が閉まらずに動き出し、挟まれて亡くなった事故がありました。
ご冥福をお祈りします。
一夜明けた今日、警視庁の捜査1課と三田署が区民住宅を現場検証し、マンションの防災センターに対して業務上過失致死容疑の容疑で家宅捜索をしたそうです。
港区やエレベータ製造業者と管理会社などにも事情聴取したそうです。
NHKのニュースをみましたが、港区が説明しましたね。
区長などは平謝りを繰り返すだけで、住民は相当憤りを感じていたと思われます。
過去に何機か事故を起こしていたのに、安全対策を怠っていた証拠なのでしょう。
住民の命を預かっているという考えが足りなかったから、こういう事故をなってしまったのです。
ビルが林立している東京などの大都市では、エレベーターはなくてはならない乗り物です。
安全装置がついているのに何故暴走して死亡事故を起こしてしまったのかを、きちんと検証してほしいですね。
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ひとりの独り言:突然に動きだしたエレベーター
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